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小児用肺炎球菌ワクチン(プレベナー)

 肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によって引き起こされる病気です。この菌は、集団生活が始まるとほとんどの子どもが持っているといわれるもので、主に気道の分泌物により感染を起こします。これらの菌が何らかのきっかけで進展することで、肺炎や中耳炎、髄膜炎などの重い合併症を起こすことがあります。
 特に、髄膜炎をきたした場合には2%の子どもが亡くなり、10%に難聴、精神の発達遅滞、四肢の麻痺、てんかんなどの後遺症を残すと言われています。
 また、小さい子供ほど発症しやすく、特に0歳児でのリスクが高いとされています。

 小児用肺炎球菌ワクチンは細菌性髄膜炎などの重い感染症の発症率が98%下がると報告されています。

 

スケジュール

初回接種の月齢・年齢

接種回数

接種スケジュール

生後2か月~6か月

4回

1回目から4週以上の間隔で2回目(定期接種では13か月未満までに接種)
2回目から4週以上の間隔で3回目
3回目から60日以上の間隔をあけて生後12か月~15か月に4回目

生後7か月~11か月

3回

1回目から4週以上の間隔で2回目
2回目から60日以上の間隔をあけ、1歳代(生後12か月~15か月)で3回目

1歳

2回

1回目から60日以上の間隔で2回目

2~5歳

1回

1回のみ

6歳以上 接種不可  

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