メニュー

高血圧

高血圧について

 

 高血圧は、血液中の血圧が通常よりも高い状態を指します。通常の血圧は、収縮期血圧が120 mmHg以下、拡張期血圧が80 mmHg以下です。高血圧は、収縮期血圧が140 mmHg以上、拡張期血圧が90 mmHg以上の場合に診断されます。高血圧は、心臓、脳、腎臓などの重要な臓器にダメージを与え、生命を脅かす疾患の一つです。高血圧の予防には、適度な運動やバランスの良い食事、ストレスの管理、適切な体重管理などが推奨されています。治療では、まず生活習慣の改善を行い、改善がない場合には薬物療法が一般的に用いられます。

 

治療方法
 ①生活習慣の改善 

  1. 塩分制限:食塩は高血圧の原因の1つとされています。一般的には1日の摂取量を6グラム以下に抑えるように心がけましょう。

  2. カリウム摂取:カリウムは塩分と逆の働きをするため、十分に摂取することで高血圧の改善が期待できます。バナナやイモ類、ほうれん草などの緑黄色野菜、乳製品などカリウムの多い食品を摂取しましょう。

  3. 脂質制限:飽和脂肪酸を多く含む肉や乳製品、揚げ物などは過度に摂取しないようにしましょう。

  4. 魚介類の摂取:DHAやEPAなどの不飽和脂肪酸が含まれる魚介類は、血圧を下げる効果があるとされ、予防にも効果的です。週に2~3回の摂取を心がけましょう。

  5. 食物繊維の摂取:食物繊維は腸内環境を整え、血圧の上昇を抑える効果があるとされています。穀物や豆類、野菜などをバランスよく摂取しましょう。

上記のポイントを意識して、食事をバランスよく摂取することが高血圧の改善につながります。また、アルコールの適度な制限、喫煙、適度な運動も合わせて行うことが大切です。ただし、高血圧の陰に病気が隠れていることもありますので、まずはご相談ください。

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME