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成人用肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス、プレベナー)

 

効果:肺炎球菌ワクチンは肺炎球菌によっておこる肺炎を防ぐ効果があり、日本呼吸器学会のガイドラインでも“強く推奨”されています。すべての肺炎を防ぐということではありませんが、高齢者の市中肺炎では肺炎球菌が原因として最も多く、重症化しやすいことが知られています。

助成制度

横浜市内に住民登録があり、過去に一度も23価肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス)を接種したことがなく、次のいずれかに該当する方は3,000円で受けていただけます。助成制度の対象となるのはニューモバックスのみで、1度だけです。接種対象期間は令和4年7月1日~令和5年3月31日です。

1.2022年度に、65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳になる方
2.接種日時点で60歳以上65歳未満の方で、心臓、じん臓、呼吸器の機能、又はヒト免疫不全ウイルスにより免疫機能に障碍者1級相当の障害のある方

詳しくは横浜市の成人用肺炎球菌ワクチン予防接種のページをご覧ください。令和4年度の助成に関しては6月下旬に詳細な情報が発表され対象者には7月中にクーポンが郵送されます。

※助成となるのは1度だけですが、ニューモバックスは接種後5年経過すると予防効果が落ちてくるため、当院では5年おきの接種を推奨しております。

自費接種対象者:①65歳以上の高齢者、②年齢に関係なく心筋梗塞や狭心症などの心臓の病気、喘息やCOPD(肺気腫)などの呼吸器の病気、糖尿病、腎臓の病気などの持病を持っている方、脾臓摘出を受けた方
自費接種費用:自費の場合ニューモバックス税込7,500円、プレベナー税込11,000円(必ず事前予約をお願い致します。)

副作用:発赤 、 腫脹 、 疼痛 、 熱感 、 倦怠感 、 違和感 、 悪寒 、 ほてり 、 筋肉痛 、 硬結 、 そう痒感

ニューモバックス(PPSV23)とプレべナー(PCV13)の違いについて

肺炎球菌は90種類以上に分類されますが、その中でも肺炎を起こしやすいものに対してワクチンが作られています。ニューモバックスは23種類、プレベナーは13種類の肺炎球菌に対して効果があります。ニューモバックスは効果が短いため5年おきに再度接種が必要ですが、プレベナーは1回の接種で済みます。

基本的にニューモバックスの接種は65歳以降5年おきに定期接種することが推奨されておりますが、免疫力をより高めるためプレベナーを先に接種し、半年~1年後にニューモバックスを打つことを当院ではより推奨しております。

現在ニューモバックスを定期的に接種をされている方でも、最終接種から1年経過していればプレベナーの接種が可能ですのでご検討ください。

また、どちらか一方であれば、ニューモバックスの5年おきの接種の方が有効です。

 

両方接種する場合は下記の接種スケジュールをご確認ください。

ニューモバックス、プレベナー併用接種スケジュール

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